あなたもこのページにたどり着いたということは、「すばるライン」に興味をお持ちですね?
いや~すばるライン信者が増えるのは、うれしい限りです。(すばるライン愛好者の間には、わたしと同じような謎の連帯感があるような気がしています)
ちょっとその前に、少しだけわたしの話を聞いてください。
「なんとなく下がり続けてるし、そろそろ上がりそうだな」と、確たる根拠もなくエントリー。けれど予想に反して、価格は下落の一途をたどっていく………
「とはいえ、ここは踏みとどまるでしょ!実際、この前もこういうピンチ乗り切ったし~~~むしろ、今こそ買い場だ!えーーーい、ロングポジション追加~~!」と、強気にナンピンかましたら、秒速で最終防衛ラインを突破して、そのまま強制終了………!
ストップアウト(強制ロスカット)
以上、おしまい!はい、おつかれさんでした……
(え!ナニガ、オキタノ……むり、マジ無理!!心が現実に追いつかないーーー………)
ガ――――――ン。初めてストップアウトくらいました😑
— つくつく@0円でFX挑戦中【7日目 ¥1730】 (@hataiki_ikihata) February 13, 2020
2075円の損失#fx初心者 #ドル円
わたしの軍資金は、海外FX会社「XM」の口座開設ボーナスで手に入れた¥3000のみ。あろうことか、全財産の3分の2を一度に失うとは…
(もしも全財産の300万円を突っ込んでいたとしたら………いやいやいや!そんなこと想像するだけで恐ろしすぎる)
みたいな経験は、あなたにもありませんか?
自慢じゃありませんが、わたしは何度かやってます!
(アホだなぁ・・・過去の自分)
それで、ようやく悟りました。「自分のよりどころとなる戦略を持たないと、FXはただのギャンブルでしかない」と。
どこかで聞いたことがあるセリフのようにも思えますが、実際に痛い目に遭って心からそう思いました。
もう同じ失敗は許されません!
心を入れ替えて情報収集に励んでいる折に出会ったのが、これから紹介する「すばるライン」です。
こちらは、まだトレード手法が確立していないFX初心者の方にオススメしたい手法です。
ぜひこの記事を熟読していただき、すばるさんの手法をマスターしていってください。
初心者&兼業トレーダーにピッタリ!「すばるライン」とは…
「すばるライン」とは、FXトレーダーの蜂屋すばるさんがチャート分析に使うラインのことです。
以下の画像のように、平行した2本の線(「平行チャネル」)を引くことで、チャートの見え方が驚くほど変わります。
目から鱗とはまさにこのことです。わたしも初めて知ったときは感動を覚えました。価格が緑色の2本の線に挟まれた空間を、波打ちながら上昇していくトレンドがはっきり見て取れます。
すばるさんはこの大きな流れに基づき、エントリーポイントを見定めています。
Twitter上では、「#すばるライン」付きのこうした投稿がいくつも上がっています。
すばるさんは、自身の手法を「初心者&兼業向けゆったりトレード」と表現していますが、これは本当!そもそも、チャートに線を描いて分析する「ライントレード」は初心者の方が最も導入しやすい手法です。
こちらのYoutube動画を見ると、「すばるライン」の全体像が分かります。(ただし、初心者の方は一度ですべて理解しようとする必要はありません。「こんな感じのものか」という雰囲気がつかめれば十分です😽)
ブログ&Youtubeで 最新情報をチェック※近頃更新されていませんね😿
すばるさんは、毎日ブログとYoutubeを更新して、その日の相場の状況やエントリーポイントについて解説してくれます。
正直言って、有料じゃなければおかしいくらい、大変充実した内容です!(わたしは0円でFXにチャレンジするくらい貧乏なので、このまま無料でお願いしたいですが…)
しかもこれまた、分かりやすい。初心者のわたしでも、とても参考になります(ただ残念ながら、近頃更新されていませんね…うーーーん、非常に残念…デイトレの狙い目を教えてくれる神動画なんかも過去には投稿されていたんですが)
よし、じゃあ早速、やってみましょう!……と、やる気になっても、たいていフリーズします。
でもさ。この線って一体どうやって引くのさ
すばるさんご本人はブログやYoutubeなどで、「TradingView」という無料のチャートツールを愛用していると公言しています。
FXの口座を開設すれば、たいがい基本的なチャートツールは備わっていますが、このTrading Viewは異次元の使いやすさです!
実際に試してみると、当時FX歴2か月だったわたしにも、簡単に「すばるライン」が引けました。
すばるさんのようなプロのトレーダーも使うのでカスタマイズ機能も充実していますが、直感的に扱うことができてシンプルに使いやすいツールです。
トレードに慣れてきて取り扱う通貨ペアの数が増えてくると有料プランにステップアップしたくなりますが、利用は無料でOK!
それでは、すばるラインを引くための手順を、一から説明していきたいと思います。
まずは「TradingView」に無料登録 【準備編】
TradingViewはウェブブラウザ―上で使えるチャートツールのことです。(スマホでもPCでもいつでも手軽に見られます)
まずは公式サイトにアクセスして、無料登録を完了させましょう。(ユーザー名・Eメール・パスワードを入力して、メール認証するだけです。)
上の画面で、「ユーザー名」「Eメール」「パスワード」を入力してください。(グーグルやSNSのアカウントを使えばパスワードを共有できます)
これにて準備完了!ここから本題です。
「すばるライン」を引いてみよう 【実践編】
次に、「すばるライン」の引き方を画像を交えて解説していきます。
① まずはTradingViewのホーム画面から、「チャート」に進みます。
② 次に準備として、ラインを引く際の参考にするすばるさんのYoutube動画を、PCの別のタブ(もしくはスマホ)で開いておきましょう。
③ 今回は、「米ドル/円」を例にとって説明します。 チャートは「日足」を選んでください。
④ 動画の冒頭、すばるさんから説明がある通り、米ドル/円は、2018年10月あたりから右肩下がりのトレンドを示しています。
⑤ TradingViewのチャートを見てみると、赤色の楕円の部分(2018年10月頭)を頂点とし、価格が波打ちながら下落していることが分かります。
これを挟み込むような形で、赤色のチャネル(2つの平行線)を書いていきます。
⑤ 左側にあるタブから、「平行チャネル」を選択します。線の色は、赤色。すばるさんは、下降トレンドを示すチャネルを赤色で、上昇トレンドを示すチャネルは緑色で使い分けているからです。
⑥ 上部は、2018年10月の山の頂点を起点とし、その後に来る2つ目、3つ目の山の頂点をことごとく結んでいきます。下部は、2019年1月の谷の底を起点とし、同年8月に来る2つ目の谷の底とを結びます。
※平行チャネルの「設定」で、中央線を表示させないようにしたり、左右それぞれのラインを延長したりするほか、背景色を消すこともできます。
⑦ 続いて、新たに始まった緑色のチャネルを書いてみましょう。先ほどと同じ要領です。
練習がてら、書いてみましょう。後ほど、注意点を説明します。
どうでしょう、書けましたか。
こちらも、すばるさんが動画の中で話している内容を参考にします。
まずは、赤色のチャネルの終盤の値動きに注目します。緑色のチャネルの上部の線(これを「天井」と呼びます)を突き破った後は、緑色のチャネルの中に収まるような格好で上昇しています。
線を引くポイントとしては、赤色のチャネルの下線を引いた際に注目した2019年8月の谷底を起点とし、2020年1月の谷底を結びます。そして、山の頂点を結ぶように上線を引けば、完成です。
今回は、米ドル/円を一例としましたが、すばるさんは、主要通貨の組み合わせはほとんどすべて解説動画を上げています。
直近の動画を参考にして、重要なポイントを外さないようにすれば、他のどの通貨の組み合わせでも「すばるライン」を引くことができるでしょう。
すばるラインのメリット①:買い時/売り時の判断が一目瞭然!
ここであらためて、どうして「すばるライン」が初心者にオススメなのか!その優れた点をご紹介していきます。
わたしもそうでしたが、初心者がいきなりチャートを見ても、「買い」を狙うべきなのか、「売り」を狙うべきかの判断にめちゃくちゃ迷います。
しかし、チャートにこの「すばるライン」があることで、今の価格が高いのかそれとも低いのかに迷うことはもうありません!
なぜなら、平行チャネルを描くことで「トレンドの幅」が可視化されるため、価格が中央線より上にあれば相対的に高く、反対に下にあれば相対的に低いということが一目瞭然に分かるからです。
百聞は一見に如かず!実際のチャートを観察してみましょう。
こちらは、さきほど練習ですばるラインを引いた米ドル/円のチャートですが、今度は緑色のチャネルの中央の点線に注目してください。
ね?あなたにも見えてきませんか。
今、直近のトレンドは、緑色の上昇です。赤色の下降のトレンドを突き破り、価格はちょうど中央付近に位置しています。つまり、今は静観すべき時!
この後、ローソク足が緑色のチャネルの下限付近で反発したら、ロングの優位性が高いポイントだと言えます。
すばるラインのメリット②:損切のタイミングが明快!
すばるラインはエントリーだけでなく、イグジット(つまり、利確&損切)のタイミングも教えてくれます。
もう一度、同じ画像を基に、説明していきます。
仮に、黄色の線のようにチャートが動いていったとします。
すばるさんのルールに従うと、中央線を利確目標とします。ですから、★印のところがトレードの出口となります。
(わたしもすばるさんと同様、中央線で利食いしてしまうことがほとんどです)
では、赤色の線のように想定外の動きを見せたら、どう立ち居振舞うべきでしょうか。
(トレード経験が多少なりともあれば、この事態にいかに冷静に対応できるかが重要なことは、もうお分かりでしょう)
答えは明快!緑色の上昇のトレンドを否定した時(=観察している時間帯のローソク足が確定した時)、即損切!です。
これを迷わず、躊躇なく執行できるかどうか。トレーダーの腕前が問われるのは、唯一その一点です。
すばるラインのメリット③:〝長い時間軸でゆったり〟は兼業に最適!
すばるさんは、この「すばるライン」を駆使して、1日をまたぐ長い期間で取引をする「スイングトレード」というスタイルを取っています。
めまぐるしい値動きに翻弄されることなく、じっくりチャンスを待つトレードスタイルなので、兼業の会社員トレーダーにぴったりです!
ただ、価格の大きなうねりを見て数時間単位でエントリーポイントを待つので、1つの通貨の組み合わせでは、正直じれったくなります。
わたしは最初、米ドル/円で取引を始めました。まさにさきほど実演したような形で、自分で「すばるライン」を引いてみたんですが、思いのほか簡単にできました。
せっかくなので他の通貨ペアの動画も見ていると、「こっちは今こそ買い時じゃん!」というチャンスが転がっていたりします。
すばるラインによるゆったりトレードを効率よく運用するなら、複数の通貨ペアにチャレンジした方がいいでしょう。
実は、TradingViewの無料プランでは、1つのチャートしか保存できません。
有料プランはサービス内容に応じて、月々の料金が異なります。 30日間は無料お試しができるというので、 わたしは5つのチャートまで保存可能な「Proプラン」(14.95$/月)を選びました。
豪ドル/円やスイスフラン/円など、複数の通貨ペアにすばるラインを引いて、より確実にエントリーできるタイミングを探っています。
じゃあ少なくとも、月に14・95$は、稼がないといけないのか~
まぁ、そういうことになりますね。(でも、すばるラインの対価としては安すぎる気がしますが……)
FXを副業として始める方もいらっしゃいますが、いかなる事業でも先行投資は付き物です。
ベネフィットを得るために、リスクを取るのは当然のことですし、お財布と相談して自分に合ったプランを選択してみてください。
終わりに:Trading Viewでチャート分析公開中
すばるラインのおかげで、わたしのトレードスタイルも徐々に確立されてきました。FXを勉強中の初心者の方の参考になれば幸いです。
とはいえ、実践するのは口で言うほど簡単なことではありません。わたしも数えきれないほどのチャートに向き合い、自分なりにトレンドをつかむため実際にラインを引くことを繰り返してきました。
ちなみにTrading Viewでは、私つくつくのチャート分析とエントリーの狙い目を公開しています!
Trading Viewの公式サイトの検索窓から、ユーザー名「tsukutsuku」で探してみてください。(「トレーダー」の中にいます)
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近頃、本家・すばるさんのブログ&Youtubeが更新されていないので、リアルチャートの分析の参考にしていただければ幸いです!(言うまでもありませんが、投資は自己責任です。実際にトレードする際には、ご自身の責任と判断でお願いします)
すばるラインが使いこなせるようになってくると、チャートを見るのが楽しくなってきますよ。
好きこそものの上手なれ!皆さんも一緒に楽しみながら、着実に上達していきましょう~!
コメント
すごく参考になりました。蜂屋さんの手法が丁寧にまとめられていて助かりました。平行チャネルはエントリーが難しくて(荒れる場合がある。すとんと手前で落ちたりするし、切った瞬間にチャネル内に戻ってきたりして悔しい思いもします)、そんな時の立ち回り方がもっと学べるといいなと思ったりしてます。
えつこさん:うれしいお言葉ありがとうございます。
すばるさんの手法は大局をつかむためにとても優れた方法だと思います。
わたしも試行錯誤の日々ですが、平行チャネルによる環境認識を丁寧に行うことで大損するリスクを抑えるよう努めています。
すばるさんも「FXは退場しないことがなにより大事」と常々言っていますが、難しい相場のときはじっと耐えて静観するのも大切なことですよね。